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になるための練習法
実演ギター動画あり

まずあなたが、友達のギターリストなどの演奏を聴いて「へたくそだなー!」と
感じた時の事を思い出してみてください。
普通は、
「なぜへたくそと感じるんだろう?」などという事は考えたりしませんよね。
他人事だからあたりまえです。
でもこれからあなた自身がギターを練習していけば、そのうち
とても気になってくるはずです!
「へたくそだなー!」と思われたくないですもんね。

そこで答えを先に言っておきます!

「へたくそだなー!」と感じさせてしまう
いちばん大きな原因は、間違いなくリズムです!

ギターは歌とちがって、押さえる場所を間違えないかぎり
音程が外れることはありません。
要するに、弾いている曲がきちんとリズムにはまっているか、
部分的に早くなったりしていないかをチェックすることが最も大切なのです!

たいがいテクニック的な事が原因と思ってしまいがちですが、
少々コードがきちんと押さえられなくてもリズムがしっかりしていれば
決してへたくそには聴こえません!

さあ、イケてるギターリストになるためにリズム感を鍛えていきましょう!

そこでまず、一番手っ取り早い、
メトロノームを使った練習法を紹介しましょう!

<メトロノーム>
メトロノームにはオーソドックスなものから、
最近は色々なリズムを電子音で鳴らせる便利な物がたくさんあります。
後々の事を考えると色々できる方がいいですが、
とりあえずはオーソドックスなもので十分です。
あとは、好みの問題ですね。
一応僕のおすすめ品を載せておきます↓

<<多機能型メトロノームのおすすめ品>>

■BOSS Dr.Beat DB-90■

BOSS ドクタービート DB-90

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<<オーソドックス型メトロノームのおすすめ品>>

↓値段は高いですが、見た目もかっこ良くて性能抜群!プロ志向用

■ウィットナー メトロノーム System Malzel(木製)■

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↓スケルトンボディーのおしゃれなやつ(意外と高性能)

■ NIKKO ラミエール ■

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さてメトロノームの用意ができたら、まずはゆっくりなテンポで鳴らしてみて
ください。(アクセント音はじゃまなので消してください)

そしてまず、その音に合わせて同時のタイミングでギターを鳴らしてみてください。
テンポがちょうど良ければ誰でもできますよね。
(バカにしてるわけではありません・・・)
でもメトロノームのテンポを遅くしていくと
タイミングを合わせるのが難しくなってくるはずです!

そこで、今度はメトロノームの音と音の間、ちょうど中間をねらって
ギターを鳴らしてみてください。
どうでしょうか?さっきよりは簡単でしょう?
メトロノームの音を基準にすると、
このタイミングのことを裏(うら)といいます!
逆にメトロノームの音が表(おもて)です。頭(あたま)ともいいます)

これはとても大切なのでしばらく練習してみてください。
(できればメトロノームのテンポを少しづつ早くして)

そして今度は、また先ほどと同じように、テンポを遅くして、
メトロノームの音と同時のタイミングで弾いてみてもらいたいんですが、その際、
今練習したを心の中で意識してやってみてください。

どうでしょう?
始めにやった時よりメトロノームの音とタイミングが合いやすくないですか?

そう!これがリズム感を養う上でもっとも大切なことなのです!

これからギターを練習していくにあたって、
常にメトロノームを使って、裏を意識するようにしてください!
それだけであなたは他のライバル達から、どんどんリードしていくことでしょう!
たまにギターソロなどから集中的に練習する人がいますが、そういう人は
リズムをおろそかにしがちですので、どんどん追い抜いていきましょう!

<裏をつかむ裏技>
さて次に、実際に曲で裏をつかむコツとして解りやすい例をあげておきます。
だれでも知っている曲で簡単な例として
「どんぐりコロコロ」を使います。
(題名は定かでないですが・・・)

さあ、まず歌ってみましょう!はいっ!


どんぐりコロコロどんぐりこー♪♪おいけにはまってさあたいへん♪♪♪
どじょうがでてきてこんにちはー♪♪ぼっちゃんいっしょにあそびましょー♪♪
は休みの部分と思ってください)


知ってますよね?(バカにしてるわけではありません・・・)
この曲のをあらわすと、こうなります↓<まずは大きいくくりで(2ビート)>


んぐりロコロんぐりー♪♪いけにまってあたいへん♪♪♪
じょうがてきてんにちー♪♪っちゃんっしょにそびましょー♪♪


赤い部分が頭ですので、歌いながら手拍子してみてください。
簡単ですね!
(しつこいようですがバカにはしてません)
でもはどうでしょう?
下の↓赤い部分に手拍子を入れながら歌ってみてください!


どんりコロロどんりこー♪おいにはまてさあいへん♪
どじょ
がでててこんちはー♪ぼっちゃんいっしょにあそましょー


歌いながらだと微妙にむずかしいですよね?
これをさらに倍のテンポ(4ビート)で取ると、かなりむずかしくなってきます!
まずは簡単な頭取りからいきましょう。


へん


手拍子できましたね?さあつづいて裏手拍子いってみましょう!


へん


どうですか?特に歌がない部分がむずかしいでしょ?
ちょっと根気がいりますが慣れてくれば余裕でできるようになりますので
いろんな歌で試してみてください。
(サザエさんの唄とかもいいかも。休みの部分が多いので練習になります)

ちなみにこれはリズム感を養うと同時に、歌いながらギターを弾く練習にも
なりますので一石二鳥です!
でもあまり家族等に見られないようにしてくださいね、
変な宗教に入ったと思われたら困りますから・・・。(どんぐり教とか)


さて、リズムの裏取りについて長々と説明しましたが、
なぜ僕がこんなに裏を意識するよう強調するのかと言うと、
僕たち
日本人は元々、小さい頃から
表(頭)を強調した音楽ばっかりを聴いて育ってきているからです。
先ほどの「どんぐりコロコロ」しかり、裏で手拍子すると気持ち悪いですよね!
あと、「さくらさくら」なども典型的で、頭で手拍子というか、
手もみしたくなるぐらいですよね。

このように小さい頃に習う曲や、日本の代表的な曲は
表(頭)を強調したものがほとんどなので、
一般的に日本人は裏を取るのが苦手な民族といわれています。

この原因は、元々農耕民族だった日本人がクワを振り下ろすタイミングで
リズムを取っていた事が始まりと言われていて、
元々が狩猟民族だった欧米人は、弓を構えてから引く時のタイミング、
要するに裏でリズムを取っていたと考えられています。
定かではありませんが、実際に欧米人が音楽に合わせて手拍子をする時には
必ず裏で叩きますので、あながち間違ってもいないと思います。

しかし!スタート地点が少し後ろなだけで、
決して能力が劣っている訳ではありません!
例えて言うと、予選の成績が悪くて
ポールポジションを取り損ねたレーサーみたいなもんです。
要は本戦で勝てばいいのです!
今からがんばって追い抜きましょう!
CDの曲とあなたのプレイを比べて「何かが違うな?」と思った時、
リズムが原因だと気づければいいのです!


さて最後に、イケてるギターリストになるための
もうひとつの大切な要素として、
強弱のつけかたを紹介しておきましょう!

<強弱のつけかた>
まずあなたが好きな曲を聴いてみてください。
普通にコードを弾いている部分でも
微妙に音の強さが違いませんか?
リフの部分(曲の最初や歌がない部分に出てくる印象的なフレーズ)
ならもっと分かりやすい
はずです。

これは特に意識しなくてもできるようになりますが、
とても大切なことです。
この強弱がないと
ベターッとした平坦な感じに聞こえてしまいます。

いまいち分かりにくい場合は下のコード弾きの悪い例と良い例の
実演動画を見て比べてみてください
。。。。。。。。。。。。。。

悪い例(実演ギター動画)     良い例(実演ギター動画)

一応↑この2つの動画で弾いているコード進行のタブ譜も
載せておきます

1弦−0−−0−−0−−0−
2弦−3−
−3−−3−−2−
3弦−2−
−2−−2−−2−。。。×2
4弦−0−−0−−0−−2−
5弦−0−
−0−−2−−0−
6弦−2−
−3−
−ー−−ー−

どうです?一目瞭然ですよね!

たまーにいつまでもベターッとした弾き方の人もいますので
そうならないように気をつけてください。
といっても無理に強弱をつけると気持ち悪いので
自分の感情を右手に込めるかんじで。
たとえば、これから盛り上がっていきたい時はだんだん強くしていったり、
ノリノリのリフの場合は
ノリを出すために音を切る部分等を強調したり、
いろいろと意識してるうちにだんだんコツがわかってきます。

最初はノリを出すというのはわかりにくいと思いますので、
前回の
[ギターについて最低限これだけは知っておこう!]
の項目で紹介した
カッティングと今回の強弱をおりまぜて
ノリをだしている実演動画を載せておきますので、
複雑に組み合わせた場合に、どういう風になるのか、
感じだけをつかむために参考にしてください。
(ちなみにこれは僕のアコギでの初オリジナル曲の
リフです)
。。。。。。。
カッティングと強弱をおりまぜたリフ (実演ギター動画)

↑これを見てもらっても分かるように右手が肝心なのです!
このリフも左手はすごく簡単です!
要は右手のリズム強弱によってノリが生まれるのです!


それでは、イケてるギターリストになるために欠かせない
これら2つの要素を踏まえつつ、
次の[気持ちいいコードを自分で作ろう!]から順に参考にして
自分のスタイルを持ったミュージシャンを目指しましょう!

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