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特別我流レッスン!
※超ゆっくりバージョンの実演ギター動画付き

さて、新たにフラメンコギター特別集中講座の項目を作ってみました!
フラメンコギターの事について書きだすと、このサイトがフラメンコのホームページになって
しまうほど延々と意味の解りにくい説明を書きまくらないといけないので、やめておこうと
思っていましたが、このサイトのタイトルが我流音楽道なので、他では教えてくれない
我流のやり方で実験的にやってみようと思い立ちました。

まず普通は基礎的な曲から始めて、そこで使われているテクニックを学びますが、
そういう基礎的な曲は全く面白くないので、弾けるようになっても嬉しくありません。
そこで、フラメンコの代表的なリズム形式である
【Blerias(ブレリア)】を使って
いかにも洗練されていない本場の雰囲気の
ファルセータをつなげて短くまとめて
みましたので、それを使って説明していくことにします。
ファルセータというのは踊り(バイレ)や唄(カンテ)等と一緒にライヴを演る際にギターが
目立つ部分で弾く、気の効いたフレーズの事です。

今回のファルセータはフラメンコギターに絶対欠かせないテクニックだけしか使っていない
ので、雰囲気をつかんでもらうのには最適だと思います。

それを聴いてもらう前にまずはフラメンコのリズムについて軽く説明しておきましょう。
といっても言葉で説明してもあまり意味がありませんので、今回の課題ファルセータ
のバックで鳴っている、僕がリズムマシンで打ち込んだ物についてだけにしておきます。
(僕も未だによく解らない、機械では再現不可能なリズムもあります)

ちなみに僕が使っているリズムマシン”ZOOM RT-223”は価格も安くて使いやすいので
おすすめです!
(ここでさらに安いのを探せます)
楽天市場”ZOOM RT−223”での検索結果ページへ

↑これを使って、よくブレリアで使われる、最も基本的で簡単な手拍子(パルマ)の音を
打ち込んでみました。打つタイミングは一定で、
を強く打ちます。
最初から数えると解りにくいので、途中にバスドラの「ドン!」という音を入れておきました。
そこから数えてみてください。
「ドン!」の次の小さい手拍子から、
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、「ドン!」となります。
そうです「ドン!」が12です。
これでひとかたまりです。
なぜ12の場所に「ドン!」を入れたかというと、12の場所で、掛け声や足を踏み鳴らす事が
多いからです。深く考えないでください。
リズムの基本は3拍子なので、1、2、3、1、2、3、で数えてもいいんですが、
リズムを大きく取れないと、途中で訳が分からなくなってきますし、
6や12で
ひとかたまりというコンパスという概念がフラメンコにはありますので、
それをつかまない限り、踊りや唄に合わせる事はできません。
全員が同じコンパス感の中で演っているからこそ、あらかじめ打ち合わせしていなくても
本番の雰囲気で皆が同じ場所で「バシッ!」とブレイクしたりできるわけです。

ちなみに、ブレリアの場合は6拍でひとかたまりの感覚で演るのが普通なんですが、
12拍の方が難しいので、後々の事を考えて12拍の感覚に慣れておきましょう!
そして、12拍の場合は
10の場所でブレイクしたり、曲が終わる事がほとんどです。
課題ファルセータも10の場所で終わっています。途中でも9の
と、10の頭でブレイクしています。
(ギターの場合は9の裏でブレイクする事もよくあります。これは単にカッコイイからです)
なぜその場所なのかという理由はありません。そういうもんなんです・・・。
言葉を例にしても、
日本語はなぜ自分のことを僕と言ったり私と言ったり俺と言ったりするのですか?
と聞かれても分かりませんよね?それと同じです。そういうもんなんです。

やっぱり最小限の前置きだけでも長くなってしまいましたが、
それを踏まえた上で、↓下の課題ファルセータの動画を観てみてください。

フラメンコギター課題ファルセータ   (実演ギター動画) [テンポ 230]

↑上と同じ動画で、大き目の動画(AVI)はこちらからダウンロードして下さい

さて、「ドン!」の次のから弾き始めているのが分かってもらえたでしょうか?
そして、最後は
10の場所で終わっています。こういう感じなんです。

次は、このファルセータで使っている右手のテクニックを右手にズームアップして
撮りましたので観てみてください。
まずは、
出だしからいきなり使っている
ゴルペ(叩く、打ち鳴らすという意味)という技です。
今回は人差し指で弦を弾きながら、同時に薬指でボディーを叩くタイプです。
簡単そうに見えますが、人差し指で弦を弾く動きと、薬指でボディーを叩く動きが
逆方向なので、最小限の動きでボディーを叩かなくてはいけません!
薬指を上に上げ過ぎずに手首を使う感じです。これはしょっちゅう使いますので
動画をよく見て頑張ってみてくださいね!
         ↓
人差し指で弾きながらの薬指ゴルペ 右手ズームアップ  (実演ギター動画)
(マイクの調子が悪くなり、左側のスピーカーからノイズが出ます。すいません。)

↑途中からは人差し指と中指で交互に弾いてます。中指の時はゴルペはありません。
逆に言うと、ゴルペを打たなくてもいい部分では中指を使ったりします。

形的には、6弦に親指を置いて、5弦を一番強く鳴らすような感じで、
一弦はほとんど鳴っていないぐらいがベストです。


さて次は一番メジャーな4本指の
ラスゲアード(掻き鳴らすという意味)です!↓

ラスゲアード(4本指)右手ズームアップ   (実演ギター動画)

↑この技はみんなわりと知っていますよね。

これも、5弦を一番強く鳴らす感じです。
そのためには、親指をのせている
6弦も弾く感じでやってください。
注意する所は、4本開ききった後に指を元の形に戻す際、人差し指
だけの腹で
弾くという事です。他の指は弦に当たらないようにしてくださいね。


次は、指を4本使う暇がない時に使う、3本指のラスゲアードです。
これも、テンポが早めの時にはしょっちゅう使います!

ラスゲアード(3本指)右手ズームアップ   (実演ギター動画)

↑これは4本指の方がきちんと出来ていれば問題ありませんね。
小指が要らない分、こっちの方が楽です。


そして最後に指全体を使ったラスゲアードです。
これは、キメの部分や踊りや唄が盛り上がってきた時に使います。
要するに踊りの足音や唄に合わせて強く大きな音を出したい場合ですね。

ラスゲアード(指全体)右手ズームアップ    (実演ギター動画)

↑これで注意する所は、親指のアップから始まって、次に4本の指を開きながら
中指と薬指を中心に弦に当てます。その際、開き終わったら親指が6弦の上に
残るようにしてください。あとは、その親指をはらうだけです。
手首の回転をうまく使う感じで練習しましょう!

ちなみに、この技を練習する前に、
親指のアップと4本指
(主に中指と薬指)のダウンを交互に行なう弾き方(セコ)
しっかり練習した方が基盤がしっかりします。
地味な技ですがラスゲアードを使うほどテンポが早くない時は、
全て
セコで弾きますのでとても重要な技です!しっかり強弱を付けれるように
練習しましょう!
(セコは課題ファルセータの中盤で出てきます)


さて、以上がスムーズに出来るようになるまでかなり時間はかかると思いますが、
これだけマスターすれば、実際に課題ファルセータの練習にとりかかれますので
がんばりましょう!
(あとは最後に出てくる人差し指のゴルペだけです)
他にも、
アルペジオピカードアルサプーアといったフラメンコギターには欠かせない
奏法もありますが、今回の課題ファルセータでは使っていないのでまた今度紹介します。

とりあえず上の4つの技+セコをマスターしてから、下の超ゆっくりバージョンの動画を参考に
してコピーしていきましょう!

いきなり全部だと大変なので、まずは前半の音が途切れる所まで掲載しておきます。
こまぎれに、ゆっくり練習していけば大丈夫です↓

超ゆっくりバージョン 前半   (実演ギター動画)[テンポ 130]

ちょうど、9の裏でブレイクする所までです。9の裏で弾き終わっているので、
最後に10の手拍子(パルマ)の音が残っていますよね?この感じをつかんでください。

でも全くの初心者だと、これでも解りにくいと思いますので今回は、更にゆっくりな、
右手ズームアップバージョンと左手ズームアップバージョンも用意しました↓

超超ゆっくりバージョン 前半 右手ズームアップ (実演ギター動画)[テンポ 100]

超超ゆっくりバージョン 前半 左手ズームアップ (実演ギター動画)[テンポ 100] 

↑これでかなり分かりやすいと思います!べつに全く同じに弾く必要はありませんので
(どの指で弾くか等は重要ではありません)例によってリズムと雰囲気を重視してください!
あと、ゴルペを打つ場所を注意してくださいね。

それではまた、続きはマイクを修理してからにします。
それまで前半の練習をがんばってくださいねー!
 

.

(約2週間後です)
さて、ビデオカメラのマイクが復活しましたので、後半に取り掛かっていきましょう!

まずは、最後の方で出てくる、親指で弦を弾きながらの薬指ゴルペと、
一番最後の
人差し指のゴルペ
(そのまま弾き切るタイプ)を紹介します。
課題ファルセータで使う技はこれで全部ですので、下の動画を観ながら
がんばってマスターして下さい↓

親指で弾きながらの薬指ゴルペ 右手ズームアップ  (実演ギター動画)

人差し指のゴルペ(そのまま弾き切るタイプ) 右手ズームアップ  (実演ギター動画)

↑親指で弾きながらのゴルペは、指だけでやろうとせずに、
手首の横の動きをうまく使ってやるようにして下さい。

人差し指のゴルペは、ゴルペした直後に人差し指の第一関節が6弦に当たる感じで
そのまま弾き切って下さい。
最初は当たる部分が痛いですが、慣れれば皮膚が分厚くなってくるので痛くなくなります。

さてこの二つの技を踏まえて、いよいよ後半部分にいきましょう!

後半は前半で止めた部分のブレイクから動画を撮り始めようと思っていましたが、
途中からだと解りにくくなりそうだったので、もう一度最初から最後まで全体を、
テンポ130と、テンポ100の右手ズームアップ、左手ズームアップで撮りました。
全体でゆっくりなのでちょっと重くなってしまいましたが、かなり解りやすいと思いますので
一番最初の標準テンポ230の動画と見比べながら練習してみて下さい。

超ゆっくりバージョン 全体 (実演ギター動画)[テンポ130]

超超ゆっくりバージョン 全体 右手ズームアップ (実演ギター動画[テンポ100]

超超ゆっくりバージョン 全体 左手ズームアップ (実演ギター動画)[テンポ100]

どうでしょうか?
何度も言いますが、あまり細かく考えずに雰囲気をつかむ事が大切です。
これだけゆっくりだとかなり解りやすいですが、
ノリ微妙な力加減がが出せませんので、
くれぐれも標準テンポ230の動画と見比べながら練習してくださいね!

ちなみに、フラメンコギターは強弱がとても重要で、
わざと弾いているのか、たまたま当たっただけなのか解らない小さい音もたくさんあります。
しかも、それはその時の雰囲気で弾いたそのギターリストの個性でもあり、
そのアドリブ性がフラメンコギターの醍醐味でもあります。
だいいち、弾いている本人も決めて弾いている訳ではないので
フラメンコギターを楽譜やタブ譜で正確に表す事は不可能なんです。
教則ビデオなどに付いている楽譜もありますが、それを見ても
おおまかな音しか載っていませんのでCDで聴くのと全然違いますし、楽譜自体にも
「できるだけ楽譜を見ずにコピーしてください」と書いてあります!

という事で、
超ゆっくりバージョンは指使いの参考にするため
だけに観るようにして、
全体の雰囲気は標準テンポを参考にしてくださいね!
(何回言うねん!)

僕的には、ここを見てフラメンコに興味を持ってくれる人が少しでもいれば、
ちょっとは役に立った感じがして嬉しいです!
それでは、
僕もフラメンコギターに関してはひよっこですのでこれから頑張っていこうと思ってます!
何かご意見などありましたら掲示板に気軽に書き込んで下さいね。

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さて次の項目では、僕が衝撃を受けたCDで、今でも入手可能な物を
集めてみましたので、気が向いたら見てみてくださいねー!

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[衝撃を受けたCD特集!(今でも入手可能な物)]              ..TOPに戻る